《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》あっという間の休暇でしたね

リィア視點

ミルフィさんのお見合いは功したようで、ミルフィさんも私達も喜んでいた。

「私達は何もできませんでしたけど、よかったです」

「いてくれるだけでも安心できましたわ」

「今夜はミルフィもうちで泊まっていってください」

なんだか私達、仲間のみんなと別れたあとも友達とばっかり一緒にお泊まりしてるかもしれない

まぁ楽しいからいっか!

お泊まり會を何日かした私達は王都にしばらく殘る事になったミルフィさんや王族と別れることになった。

一度ビクトレアに帰って仲間のみんなを迎える準備をしなくちゃいけないからね。

「もうお二人とお別れなのですね。本當にずっといてくれてもいいんですよ?」

「ごめんなさい、ユーリちゃん。私もとっても名殘惜しいですけど、仲間のみんなも待っているので、今度はその仲間と一緒に來ますから」

「絶対ですよ!それと、スライムのことはありがとうございました。リィアさんだと思って大事にしますね!」

「ミルフィ、大変だと思うけど頑張ってね」

「はい、わたくしにかかればターナー様の心を止めるくらい余裕ですわ!」

ミルフィさんはお見合いの後、話が進んだらしく、またビクトレアに帰るより王都に居たほうがいいということになった

私達はもう直接手伝えないけど、ミルフィさんならうまくいくと思う。かわいいし面白くてしっかりしてる完璧お嬢様だからね

いつも冒険ばっかりだったからたまにはす貴族と同じように優雅に時を過ごすのもよかったね

みんなはこの休暇でどんなことをしたのかな?

いっぱい話を聞けるといいなぁ

「その前に!リィア、あたしとふたりっきりで過ごす時間も大切にしてね」

「そうですね、みんなを迎えに行くまで私達でんなところに行きましょうか」

「そうじゃなくて……まぁそれでもいいけどね?」

たまにルーナちゃんの考えてることがわからなくなる時がある。

心は難しいね……

私達は王都からビクトレアまで戻ってミミさんとメアリーちゃんの宿へ向かった

「ただいま戻りました」

「あ!リィアちゃんにルーナちゃん、おかえりなさい。せっかく戻ってきたのに、ミルフィさんが王都に行っちゃったんだよ」

「ううん大丈夫、あたし達もちょうど王都にいたから會ってきたよ」

「あ、そうなんだね」

「すぐに帰る予定ではあったんですけど々あって戻るのが遅くなりました」

「いいよいいよ、ふたりは冒険者なんだしふらっとどこかへ行きたくなることもあるよね」

宿屋の娘だからか深い理由とかは聞いてこない

王都でユーリちゃんと遊んだり王城行ったりそこで數日すごしたりとか言っても信じてもらえそうにないから助かるよ

「ルーナちゃんは今度どこへ行きたいですか?」

「ほんと転移魔法って便利だよね。あたしも使えるようにならないかな」

どうなんだろう?ルーナちゃんも私と同じくロミス様の天使だから素質は十分あると思うけど

「練習してみますか?」

私が初めて転移を使ったときはロミス様のサポートがあったから覚を摑むのが早かったんだよね

「うん、やってみる」

次の日、ルーナちゃんが転移魔法を使えるようになるための練習をすることにした

ルーナちゃんも転移魔法が使えるようになったら私の負擔が減るもんね

(ロミス様も手伝ってくれませんか?)

(ルーナにはリィアちゃんほど遠くへは行けるほどの魔力はないけど、確かに補助くらいにはなるね)

(思ったんですけど、どうして同じロミス様の天使なのにここまで差があるんですか?)

(リィアちゃんを特別扱いしてるからだよ。いくら私でもリィアちゃんレベルの天使を創るのは簡単じゃないの、これでもすっごくコスパよく創ってるんだからね)

特別扱いは嬉しいけど、大切な人とこうも比べられるとし複雑だ

「リィア?どうしたの?」

「今ロミス様と話してました。ルーナちゃんにも転移魔法は使えるみたいですけど、私のような使い方はできないみたいです」

「それでも、リィアの助けになるならあたしは頑張るよ」

「ありがとうございます。それじゃあ練習しましょうか」

まずは魔法陣の書き方から教えた

自分を転移させるのは大変なので最初は小さいものから転移させる

「ふむふむなるほど、今までもリィアの転移魔法はみてるからなんとなくはわかるよ」

「さすがですルーナちゃん、それじゃあまずはこれを転移させましょうか」

「……はぁ、はぁ」

何度か小さいものを転移させたところでルーナちゃんがつかれてしまった

「転移魔法ってこんな大変なの?」

「魔力の消費は激しいですよ、私だって天使化しないと1日に何回も使えませんから」

「リィアのすごさと大変さがよくわかったよ」

ルーナちゃんののみこみが早く、すぐできるようになったけど、まだは小さく、遠くまで飛ばすのもできなかった

「ルーナちゃん、休暇はどうでした?楽しかったですか?」

休暇中もずっと私と一緒だったけど、楽しめたか気になる

「もちろん楽しかったよ。ミミやメアリー、ミルフィにユーリとも一緒にお泊りできたし、何よりリィアといっぱい一緒に過ごせたからね」

「それは休暇じゃなくてもそうですよ?」

「そういうことじゃなくてね?わかるでしょ?」

この休暇でルーナちゃんがすっかり甘えん坊になってしまった気がする

その日は外にも出ず、宿の中で過すことにした

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