《僕の姉的存在の馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜》

張している様子の楓を、私は悪戯っぽい笑みを浮かべて揶揄う。

「よそ見しちゃダメだよ、弟くん。今日は、私との大事な時間なんだから」

「でも……」

「『でも』も『だって』もないよ。せっかく弟くんのために、々とやってあげてるのに──。なにが不満なのかな?」

「不満なんじゃなくて……。その……」

さっきから楓は、私のことを見ようとしない。

きっと今の私の服裝なんだと思う。

やっぱりラフだからってビキニを著けた格好でいるのは、楓にとって刺激が強いのかもしれない。

たしかにのあたりがちょっとだけ開放があるっていうか。

下の方はちゃんとショートパンツを履いているから、問題はないかと思う。

まだまだ暑い日が続いているし。

私が、どんな格好をしたって楓に文句を言われる筋合いはない。

さすがに今の格好で、外出する勇気はないけれど……。

家の中にいる時くらいはね。

「もしかして、私に普通の服裝とか求めてたり?」

「それは、まぁ……。香奈姉ちゃんは真面目なイメージがあるから、それなりには──」

「そっか。弟くんは、私に普通の服裝を求めていたんだ? なんか意外かも」

私にとっては、結構楽なんだけどな。この格好は──

やっぱり元なのかな?

楓にとって気になる箇所は──

「だってその格好はさすがに……。ほぼに近いじゃないか。それを見るのは、さすがに目のやり場が……」

「そうかなぁ。私的には、かなり妥協してる方だと思うんだけどなぁ」

私はわざと元に手を添える。

その気になれば、この元のビキニ部分はぐこともできるんだけど。

さすがに楓に怒られてしまうと思い、それはやめておく。

出が多いのは素直に認めるが……。

「妥協って……。香奈姉ちゃんにとってはそれでいいのかもしれないけれど──」

「なによ? まだまだ暑いから、過ごしやすい格好でいるだけなのに──。それとも全になった方がよかったりするの?」

「それはさすがに……。よけいに居心地が──」

「私の部屋だからね。どんな格好をしようが私の自由でしょ?」

「それはそうかもしれないけど……」

と、楓はこれ以上は何も言わなかった。

まぁ、にならないだけマシだと思ってほしいものだ。

萬が一にもなるつもりは──ないと思うけど。たぶん。

楓を私の部屋に呼んだ理由としては、ほとんどが私のわがままだ。

最近は、ちょっと々と足りないような気がして──

「それに──。弟くんのことがちょっとだけ心配なのは認めようかな」

「ちょっとだけ──なの? 僕には、そんな風には見えないんだけど……」

楓は、訝しげな表で私のことを見てくる。

その顔を見るに、私が楓に噓をついているとか思われているのかな。

「だったら言うけど、また沙ちゃんにデートにわれたでしょ?」

「いきなりなんの話かな?」

「惚けたってダメだよ。沙ちゃんには、確認済みなんだから──」

私は、わざとムッとした表でそう言ってみる。

楓はどんな反応を見せてくれるのか気になったのだ。

「別にデートっていうわけじゃ……。ただの買い、だと思うんだけど」

やっぱりそう言ってのけたか。

こんなの沙ちゃんには、聞かせられないな。

だからこそ、私はキッパリと言った。

「そんなこと、本人の前で言ったら確実にキズつくと思うから、たとえ建前でも言ったらダメだよ。私がデートって言ったら、デートなんだから──」

「う、うん……。ごめん……」

「素直に謝ることができるのなら、別に怒ったりはしないよ。ただ──」

私は、そう言って元のビキニの部分に指をかける。

やっぱり気が変わった。

ここで楓とスキンシップを図っておかないと、沙ちゃんに先を越されてしまいそうだ。

「ちょっ……。香奈姉ちゃん?」

楓が何かを言う前に、私の元に著けていたビキニが床にはらりと落ちる。

後のことは、言うまでもない。

私のおっぱいは楓の目の前に曬されている狀態だ。

「しーっ。大きな聲を出さないの。これから、良いことするんだから」

「いやいや。ちょっと待ってよ。いきなりは──」

「ダメ?」

私は、おっぱいを曬したまま上目遣いで楓の顔を見る。

別に楓を口説こうとしてるわけではない。

現に楓の手は私のおっぱいにれていて、今にもみしだこうとしているのだから。

なんと手の早いことで──

「ダメってことはないけど……。その……」

「行と気持ちが全然噛み合ってないよ。はとっても素直なんだから」

私は、楓の手に優しくれる。

ここまでやってくれるんなら、最後までやってほしいものだ。

なにを躊躇う必要があるんだろう。

「そんなことより、勉強は──」

「それなら大丈夫。今日、できる分のことはやったから。これ以上やろうとしたらキリがないよ」

「だからって、こんな極端なこと──」

「極端じゃないよ。これは、私にとって大事なことだから」

「あ、いや……。だって──」

途端、私のおっぱいにれている楓の手の力加減が変わる。

離そうとしたり摑んだりと、あきらかに挙不審なきで私のみしだいてきた。

そんなり方をされたら、ちょっとだけ気持ちいいような──

不思議と不安な気持ちにはならない。

っているのは楓だから、そんな暴にはしないだろうけど。

頼むから、ちょっとだけ優しくれてほしいなって思う。

「もう。弟くんは、すぐに遠慮してしまうんだから。何度も言ってるけど、私には気を遣わなくていいよ」

私は、はっきりとそう言って楓に抱きついていた。

楓の手が私のおっぱいをみしだいていても構わずに、だ。

もちろん楓の手から張が伝わってくる。

それにしても。

元のビキニ部分を外しているからなのか、開放がハンパない。

部屋には鍵を掛けているから、花音がってくる心配はないし。

後はなにをしてあげようかな。

楓の勉強でも見てあげようか。

う~ん。悩むところだ。

せっかくだから、下のショートパンツの方もいじゃおうかな。

私の部屋で全になろうが自由だし。それに、心の広い楓なら許してくれるよね。

そう思って、楓の顔を見つめながらショートパンツの方に手をかけた瞬間、楓はいかにも訝しげな表で言ってくる。

「一つ確認なんだけど」

「なにかな?」

「まさか、このまま全部いじゃったりはしないよね?」

「なんのことかなぁ。お姉ちゃんには、わからないなぁ」

私は、そう言いながら穿いているショートパンツをゆっくりいでいく。

楓は私のに夢中だから、邪魔はできないはずだ。

「うぅ……。こんな事はわかっていたはずなのに……」

楓は、そんなことを言いながら私のおっぱいを優しくみしだいていた。

気のせいか泣いているようなじがするけど──たぶん気のせいだろう。

私は、そんなちょっとした楓の変化を見て楽しんでいた。

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