《『経験値12000倍』のチートを持つ俺が、200億年修行した結果……》25話 おい、ゴラァ、ふざけんな、強すぎるぞ。どうなってんだ! あいつの前だと、俺ら、全員、『ちょっとだけ俊敏な蚊』ぐらいの価値しかねぇぞ、ごらぁ!
25話 おい、ゴラァ、ふざけんな、強すぎるぞ。どうなってんだ! あいつの前だと、俺ら、全員、『ちょっとだけ俊敏な蚊』ぐらいの価値しかねぇぞ、ごらぁ!
「ワシも人間やからミスすることもある! てか、なにキレてんねん。シュブの登場はお前のむところやろうが」
「あんなもん、ただの冗談に決まってんだろ! 腹立つお前らを焦らせて、びびらせるという遊びをして溜飲を下げていただけだ! なに、本気で召喚してくれてんだ! 俺の命が危険で危なくなったじゃねぇか! 責任を取れ、責任を!」
場をテキトーに整えてから、
センは、
「こうなったら仕方ない! 田中! そしてザコども! 全員であいつを殺すぞ! お前らへの嫌がらせはそのあとだ!」
配下連中の中で、々なが渦巻いたが、やっかいなシュブとの戦いで、『異常な強さを持つセンエース』が味方になるというのは、ありがたい話だったので、口では々と言う者もいたが、結局のところはけれて共闘することになった。
センエースとシューリと田中の3名をメインアタッカーとして前線にだし、殘りのメンツは全員で3人をサポートするフォーメーション。
最初、センは、『田中があそこまで言うってことは、まあ、流石に勝てないんだろうけど、でも、俺らも、これだけ強くなったんだし、多は抵抗することぐらいできるだろう』と思っていたのだが、しかし、シュブとの闘いが始まって20秒が経過した頃には、もう、すでにそんな考えは吹き飛んでいた。
(普通に……ちゃんと……次元が違う……っ)
あまりの力量差を前にして、クラっとするセン。
正直、どれだけ差があるか、パっと見では分からないレベル。
田中の言う通り、シュブの強さはハンパじゃなかった。
確かに、今のセンたちではまったく相手になっていない。
シュブは、自分を殺そうと襲いかかってくる數十人にも及ぶ究極超神たちを、まるで赤子のように捻っていく。
5分も戦えば、『彼我の差がどれだけかけ離れているか』ぐらいはわかるもので、センは、田中に、
(おい、ゴラァ、ふざけんな、強すぎるぞ。どうなってんだ! あいつの前だと、俺ら、全員、『ちょっとだけ俊敏な蚊』ぐらいの価値しかねぇぞ、ごらぁ!)
(せやから言うたやん。まだ相手にならへんて)
(確定させるのが怖かったから、ここまで、なんとなく聞かずに來たが、満漢(まんかん)の勇気を持って聞いてやる! シュブの存在値はどのぐらいだ?!)
ちなみに、プロパティアイを使っても、まったく見えなかった。
実力にこれだけ差があると、フェイクオーラをブチ破ることなど、到底できるわけがない。
センの問いに、田中は、2秒ほどためてから、
「200兆ぐらいや」
「おー……えっぐい數字じゃねぇか、クソボケがぁ」
センは、そう言いながらも、
「……だいぶ遠いけど、でも、まあ、背中が見えないってほどじゃねぇな。現時點での合計した存在値だと100兆分勝ってるし。まあ、合計で勝っても意味ねぇけど。クリ〇ンが10萬人集まってもフリ〇ザには絶対に勝てないから」
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