《化けになろうオンライン~暴食吸姫の食レポ日記~》事後処理
跳ね返り共を撃退したはいいが、周辺が酷い事になった。
こう、毒のあるとかが大地を腐食させていっている。
あと子爵級の魔法も食べたから大した狀況ではないけど、余波で周囲の草木が全部枯れてた。
……命を賭してとか言っていたけれど普通に生きてたわね、腕ちぎって逃げたりしてたし案外あの蛇全部に命があるとか?
ともあれ、この辺りに食べられそうなものは無い、留まる理由もないわね。
「アリヤ、大丈夫だった?」
「あれが……悪魔……」
「あ、本見るの初めてだった? 大丈夫? 怖くない?」
「いえ……なんというか……うん、貴方の方が怖いですね」
「え?」
凄く失禮な事を言われた気がする。
「いや、悪魔は理不盡な強さを持っているかもしれないけれど常識の範疇です。力が強いとか魔法の威力が凄まじいとか。だけどあなたの場合そういうの関係なく全部躙するじゃないですか」
「するわね」
「だから怖くはないですね。むしろ自分の力を過信しているからか隙が多くて心臓狙って刃を立てる事もできそうだと思ってしまうほどに」
「油斷は良くないわよ?」
「えぇ、なので大人しくしてました。そんな不意打ちしたら私が狙われるでしょうし」
お、気付いていたか。
流石に戦闘まっしぐらなタイプじゃないだけある。
アリヤは強いし、戦いも割と好きな方なんだけどそれだけ。
は一般的なの子と変わらず、そして戦況の見極めなんかは並の指揮や兵士を超える。
つまりは超ハイスペック。
私に攻撃が集中してたし、そうなるように仕向けたのは事実。
だけどそれを理解してちゃんと大人しくしていたからこそ私も好き勝手出來た。
ゲームで言うところのタンクとアタッカーのヘイト管理ね。
「ちなみにアリヤが攻撃したらどうなってたと思う?」
「そうですね……よくて私が重癥、悪ければの想像は付きませんが私は間違いなく死んでましたね」
「妥當なところね。ちなみに正解は面倒だからうちの世界の神様引っ張ってきて暴れさせる。一般人だと見るだけで発狂するらしいわよ」
「……そちらの世界の神様っていったい」
「ちなみに分類は邪神だけどどう見ても蛸なのよね。知り合いのお父さん。海外なんかじゃ直死して発狂する人もいるけど、私の住んでる國だとポピュラーな食べに似ているからか怖いとかおぞましいより先に味しそうが來る」
「え? 國民なんですかその食」
「割と否定できない。毒のある魚を食べて死ぬ人が多すぎて止令出たのにこっそり食べたり、たぶんかなりの人數の犠牲が出ただろうけれど毒のある部位を見つけて安全な捌き方を見つけ出したり……あぁ、毒のある部位も毒抜きの方法見つけたわね、理論は分かってないけど」
「頭おかしいですね!」
「栄養ほとんどないけど毒のある芋を加工した食品なんかもあるし、毒のある持ってる生を焼いて食べたりするし、毒の調理に関してはエキスパートな國よ」
日本人にとって近な食べって結構毒が多いのよね。
それを食べられるようにした先人には謝と驚愕だけど。
「なぜそこまで毒に拘るんですか……」
「いや、毒に拘っているんじゃなくて味しいは有毒というパターンが多かっただけよ。あと狹い國だから食べられるも限られてた。それこそ人間と金屬以外は口にしてたんじゃないかしら」
まぁ石を口に含んで唾分泌させる方法とかあるし、木のを齧って飢えをしのぐのはよくあること。
どんぐりとかは普通に食べられるし……大のを味しく食べようとする努力はしている民族だと思うよ。
「さすがに人は食べないんですね……し安心しました」
「そういう伝承が殘っている土地もあるけどね。ちなみに私のご先祖様は人を食べた鬼らしいよ」
「前言撤回、やばい國ですね」
「大丈夫、もっとやばいのいるから。今度うちの世界で起った猟奇事件一覧とかあげようか。人のパーツで家を作ってた殺人鬼とかいるらしいわよ。時計塔の上から無差別に人を狙撃したとか、娼婦だけ狙って子宮を奪っていったとか」
「あー、はい、私達の世界って比較的安全なんだなと思いました」
「悪魔が酷い事しているからね、憧れを抱く狂人以外はまともなんでしょ。タガが外れることが無いというか、理がちゃんと働くというか。なんにせよ共通の敵がいるうちは安全でしょうね」
「なるほど……あれ? 共通の敵がいるうちは?」
「うん、悪魔がいなくなったり大人しくなったりしたら人間の方がやばいことすると思う。とある神様が言ってたんだけど、悪意と狂気で人間に敵う存在はいないって」
誰だったかな……最近神様関連の流多いからいまいち覚えていないのよね。
でも神様も大概えげつない事してるし、ナイ神父たちより狂気に満ちているといわれても不服である。
とりあえず帰ったら連絡先から割り出して一言文句を言っておこう。
こちらルビコン、アーマードコアⅥ3周クリアしたので一段落して休憩となります。
明後日からはスターフィールドのアーリーで遊んできます。
やはり人類は宇宙に旅立つ定め……。
あ、正式発売の5日に合わせてSF新作発表するかもです。
反逆者として王國で処刑された隠れ最強騎士〜心優しき悪役皇女様のために蘇り、人生難易度ベリーハードな帝國ルートで覇道を歩む彼女を幸せにする!〜【書籍化&コミカライズ決定!】
【書籍化&コミカライズ決定!】 引き続きよろしくお願い致します! 発売時期、出版社様、レーベル、イラストレーター様に関しては情報解禁されるまで暫くお待ちください。 「アルディア=グレーツ、反逆罪を認める……ということで良いのだな?」 選択肢なんてものは最初からなかった……。 王國に盡くしてきた騎士の一人、アルディア=グレーツは敵國と通じていたという罪をかけられ、処刑されてしまう。 彼が最後に頭に思い浮かべたのは敵國の優しき皇女の姿であった。 『──私は貴方のことが欲しい』 かつて投げかけられた、あの言葉。 それは敵同士という相容れぬ関係性が邪魔をして、成就することのなかった彼女の願いだった。 ヴァルカン帝國の皇女、 ヴァルトルーネ=フォン=フェルシュドルフ。 生まれ変わったら、また皇女様に會いたい。 そして、もしまた出會えることが出來たら……今度はきっと──あの人の味方であり続けたい。王國のために盡くした一人の騎士はそう力強く願いながら、斷頭臺の上で空を見上げた。 死の間際に唱えた淡く、非現実的な願い。 葉うはずもない願いを唱えた彼は、苦しみながらその生涯に幕を下ろす。 ……はずだった。 しかし、その強い願いはアルディアの消えかけた未來を再び照らす──。 彼の波亂に満ちた人生が再び動き出した。 【2022.4.22-24】 ハイファンタジー日間ランキング1位を獲得致しました。 (日間総合も4日にランクイン!) 総合50000pt達成。 ブックマーク10000達成。 本當にありがとうございます! このまま頑張って參りますので、今後ともよろしくお願い致します。 【ハイファンタジー】 日間1位 週間2位 月間4位 四半期10位 年間64位 【総合】 日間4位 週間6位 月間15位 四半期38位 【4,500,000pv達成!】 【500,000ua達成!】 ※短時間で読みやすいように1話ごとは短め(1000字〜2000字程度)で作っております。ご了承願います。
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