《ほんじつのむだぶん》23年9月3日號『ヨーデルとこれが?』
貴重なお時間を割いて、
無駄文に目を通してくださいまして、
誠にありがとうございます。
相変わらず殘暑は厳しく、
電気代との鬩(せめ)ぎあいが続きます。
ところが、9月の聲を聴いた途端、
スイッチがOFFになったかのように
聞かれなくなったのがゲリラ豪雨。
先月は何処で履歴だけで
地域が真っ黒になるほどの
大量の落雷が観測されましたが、
その範囲が所々から
局地的へ小された事で、
神経が尖らなくなってきました。
更に鈍化に拍車をかけたのが
周りを山々に囲まれた盆地の地形で
南部には全國でも1.2を爭う
降水量を誇る大臺ケ原を始めとして
標高の高い山々が聳(そび)え、
大気の狀態が不安定になりますと
そこを中心に大雨を降らせつつ
北上の兆しを見せ、
厚みのある黒い雲を目視する度に
「こっちにも來るだろう……」と
腹を括りますが、遠雷は耳にすれど
頭上に來る頃には降り盡くしたのか、
短時間の夕立で終わって
肩かしを食らい続けているうちに
警戒が薄れていき、
ゲリラ豪雨=オオカミ年的な
印象を抱くようになっています。
閑話休題(はなしはうってかわり)……
ヨーデル。
大辭泉先生で意味を調べますと
【スイスやオーストリアの
アルプス地方で地聲と裏聲とを
急速に錯させて歌われる民謡】と
日本人にとっては
馴染みの薄いジャンルの音楽です。
逸般人の中にあるヨーデルと言えば、
アルプスのハイジと
【ヨーデル食べ放題】という
ヨーデルを主軸にしながら
焼の食べ放題をテーマにした
コミックソングが思い浮かびます。
試しに一度聞いてみてください。
結構癖になりますよ。
今は地上波だけがテレビではなく、
ケーブルテレビを利用される方も
多いと思います。
逸般人も末席に連なる中、
テレビのザッピングをしていますと、
とあるコマーシャルで
久し振りにヨーデルを耳にします。
指を止めますと
名前は存じ上げませんが、
プロの歌手と思(おぼ)しき方が
高らかに一節を歌い上げられ、
巧いと心します。
コマーシャルですから
放送の最後に商品が登場しますが
それがパチンコやパチスロの
攻略雑誌とヨーデルとは全く
関連がなく思わず顎を落とします。
尺の大半を派手なアクションに使い、
視聴者を釘付けにしておいて
商品は全くの別。
海外のコマーシャルでは
よく使われる手法です。
ヨーロッパにも
有名なカジノはありますから
カジノはご存知でしょうが、
この歌手の方も、
まさかパチンコ・パチスロの
攻略雑誌にご自が起用されるとは
全く思ってもいないでしょう。
誇らしげに歌われる姿を拝見して、
これも知らぬが仏の一環かと
何とも言えない心地になります。
後は野となれご令嬢!〜悪役令嬢である妹が婚約破棄されたとばっちりを受けて我が家が沒落したので、わたしは森でサバイバルすることにしました。〜
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