《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》次なる目標
それからもわたし達はアドレント各地をまわって、広い世界を実した
「もうあっという間に終わっちゃうのじゃ〜、もっと一緒にいたいのじゃ!だめか?」
「多分リィアが迎えに來ると思うからそれまでは一緒だよ」
もういっそのことリィア達とは別れて魔王の娘として生きるのも……と考えた。でも彼達と過ごした時間を思い出すと戻らないとという気持ちになる
「むぅ〜、やっぱり辛いのじゃ」
「ありがとう、お母さん。本當に楽しかったよ」
「わらわもじゃ!まさか娘とこうして過ごせるとは思わなかったのじゃ」
休暇にしてくれたリィア達にも謝しないと
絶対みんなには言えないけど、沢山お母さんに甘えられて、本當に嬉しかった
「わたし、絶対お母さんみたいに強くて賢くなるからね!」
「うむ!わらわの娘ならそれくらい余裕じゃ!そういえば休暇が終わったらどこへ行くかは決まっているのかの?」
「特に決まってないと思うよ、周辺國は大行ったから次はどうするんだろう?」
「クロエはわらわがお願いしたことは覚えているか?」
「たしかラキトピアで會ったときに言ってたよね?調査とかなんとか」
「よしよし、よく覚えていたのじゃ!偉いのじゃ。調査というのはな、アドレントの海側を進んだ先にある島國に行ってほしいのじゃ」
「どんなところなの?」
「そこには魔族、霊、神、人間、魔が共存する特殊な場所なのじゃ。周りが海に囲まれているということもあってあまり他國の干渉をけない。それゆえ獨自の発展をしてきた國じゃ」
そんなすごいところがあるんだ
「魔族や人間はまだわからなくはないけど、霊、神、それに魔とも共存しているの?」
「理のない魔も特殊な魔法を使って使役したり生活に役立てたりしているのじゃ。まぁ、他種族ということもあって々不安定なところもあるからの。特に最近は奇妙なんじゃ、アドレントとは流がある方なのじゃが、使者を送ってもすぐに戻されるのじゃ。今までは貿易についてやお互いの國についての話し合いがされていたのじゃが、それもない」
「國が不安定なんじゃないの?」
「そういうわけでもなさそうなんじゃ。一応魔王軍の方でも調査はしているのじゃが、いまいち理由はつかめていない」
どういうことなんだろう?
外國との國をしたくない理由でもあるのかな?
「わたし達が行っても大丈夫なの?」
「普通に観はできるみたいなのじゃ、それに向こうにも魔王軍の諜報員がいる。其奴達と強力してほしいのじゃ。まぁ前にも言ったとおり急ぎの用ではないからの。気が向いた時にわらわに伝えてくれればいつでも手配するのじゃ」
「そういうことならみんなに話してみるよ」
多分みんなも覚えていると思うから特になにかなければすぐに行けるはず
「観がてら調べてくれればいいのじゃ、クロエ達なら実力も問題ないから安心なのじゃ」
それからわたし達は魔王城へ戻ってきた
「魔王城へ帰るのも久しぶりじゃな、絶対仕事をさせられるから頑なに帰らなかったからわらわはあまりクロエの元にいられないかもしれないのじゃ」
あはは……魔王が長い間不在だったもんね
「本當にその通りですよ、魔王様」
「師匠!?」
「ルーミーは見つけるのが早いのじゃ、それで?わらわはまだ働く気はないのじゃが、なんの用じゃ」
「それはもちろん……」
師匠はお母さんではなくわたしの方に來て、抱きしめてきた
「弟子に會いたくなったんですよ」
「し、師匠?」
「クロエは元気にしてたかい?」
「はい」
「クロエはわらわの娘なのじゃ!」
反対側からお母さんがわたしにひっついてきた
「私にとってはどっちも大事な子供ですよ」
そうか、師匠は私だけじゃなくてお母さんのお世話係もしてたんだもんね
「まったく、魔王にこんなことできるのはお主だけなのじゃ」
特に、お母さんにとってはもっと特別なんだと思う
いつも優しくて頼もしいお母さんだけど、今は多分、わたしと同じ気持ちになってる
「お母さんはもっと周りに甘えてもいいと思うよ」
「あぁもう調子が狂うのじゃ、まったくクロエに恥ずかしいところを見せたのじゃ」
「娘の意見は無視ですか?」
「安心するのじゃ。わらわは無理などはしていない。存分に娘に甘えているのじゃ!なんなら最近は國も安定してきているからもう一人しいくらいじゃ」
「そ、そうなんだ……」
そしたらわたしに弟か妹ができるかもしれないってこと?
「そんなことしたら一生甘やかしてダメな子ができそうですけどいいんですか?」
「だ、大丈夫じゃ!それに、まだジャックにも話してないからほんとにできればの話じゃ」
「まぁ私は止めませんけどね?」
「お母さん、わたしにもちゃんと教えてね」
お母さんは魔族にしたらまだまだ若いからね。お父さんの頑張りによってはこれから弟や妹ができてもおかしくない
それからわたしはリィアが迎えに來るまで、魔王城で過ごした
その間お母さんは案の定忙しくてあんまり話すことはできなかったが、その代わり師匠やセーハなど、魔王軍の幹部たちがわたしのもとへ來て々話をしにきた
「クロエ、どうやらリィアが來たみたいだよ」
「うん、師匠もみんなもありがとうね。それとお母さんにもありがとうって伝えてくれる?」
「はいよ〜、次會う時は沢山長してるかな~、楽しみにしてるよ」
「そうはいっても多分すぐに會うことになると思うけどね」
本當に楽しかったなぁ、でも、リィア達に話したいことも沢山できた
他の人がどんなふうに過ごしたのも聞きたい
「クロエさーん、迎えに來ましたよ〜」
「久しぶりなのだ。意外と遅かったのだな」
「テナちゃんとサーティアさんのお迎えに結構時間がかかっちゃって」
つまりわたしが最後というわけか
「ま、みんな何事もなく帰ってこれたならいいか」
それからわたしは最後にリィアの転移魔法陣の上と乗った
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