《【WEB版】高校生WEB作家のモテ生活 「あんたが神作家なわけないでしょ」と僕を振った馴染が後悔してるけどもう遅い【書籍版好評発売中!】》164話 変?

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新作の短編投稿しました!

タイトルは、

『勇者パーティを追放されたおっさん、引退して辺境スローライフを送る(※つもりがなぜか最強に)~実は勇者にレベルと経験値を奪われてただけだった。呪いが解けて弱化したようだが、俺にはもう関係ない』

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年明け。

一発目から、とんでもない知らせが來た……!

「た、大変だ……!」

僕は部屋の中へと戻る。

由梨恵とアリッサ以外のメンツが、こたつにってぬくぬくしてる!

「どうしたのよ、勇太?」

馴染みのみちるが僕に尋ねてくる。

「聞いて! とんでもない事態が起きたんだ!」

「と、とんでもない事態?」

「ああ、聞いて……実は……白馬先生が結婚するって……!」

……。

…………。

………………あれ!?

みんな驚いて……ない!?

「え、え、え!? な、なんで……? 凄い事態でしょ!?」

「え、ああ、まあ……ね」

みちるがなんだか怪訝そうに首をかしげる。

するとこたつに亀みたいにっていたこうちゃんが、顔を出す。

『やあ諸君、有名VTuber読んでるかい? そろそろ書籍版が出るよ。楽しみにね……!』

「ねえこうちゃん聞いて。白馬先生がね、結婚するの」

『おん?』

はて? と首をかしげるこうちゃん。

「イケメンが、結婚する。どこが……不思議?」

……。

…………。

………………た、確かに……!

編集であり、人でもある芽依さんが言う。

「まー、白馬先生イケメンだから、別に付き合ってるカノジョがいてもおかしくないし、年齢的にも、結婚してもおかしくないわね~」

「あ、あ、そ、そっか……」

冷靜に考えれば、全然変なことなかった……!

意外でも何でも無かった……!

……かな?

で、でも暮れに、その……元カノさんとの失エピソード聞いたし……。

そのときは付き合ってるカノジョもいないって話だったから……。

それからそんなに日が経ってないのに、際通り越して結婚だなんて……。

「ちょっと、早計すぎない? ちょっと変だよね?」

「勇太……あのね、一つ、いいかしら?」

みちるが真面目な顔で言う。

「5人のと同棲してるほうが、変だから」

……。

…………。

……………………え?

『おう、みちる姐さん、そこつっこむんだ』

「まぁねえ、確かにゆーくんと比べたら、白馬先生が驚くべき短期間で結婚決めたってことのほうが、常識的かもね~」

え、え、え?

ぼ、僕……変……!?

「で、でも由梨恵は変じゃないって……全員と付き合うの……」

「それは由梨恵がおかしいから」

「あ、あ、あ……そ、そうなのかなぁ……」

僕はスマホを取り出し、由梨恵にラインする。

の子複數人と付き合うのは、間違ってるかな?』

送信。

ぴこんっ!

『間違ってないよ……! 目指せ! ハーレムマスター!』

うん!

大丈夫! 由梨恵が変じゃあないって!

『読者の皆さん忘れてるかもだけど、この語の主人公のかみにーさま、ちょっと頭がアレだからね。まあ由梨恵姉さんの頭もアレだけど。やれやれ……まともなのはこうちゃんだけか……』

で、でも……そっかぁ……。

白馬先生が結婚するのかぁ~……。

確かに凄い短期間で結婚決まったから、驚いたけど……でも、うん。

めでたいことだよね! お祝いしないと!

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