《僕の姉的存在の馴染が、あきらかに僕に好意を持っている件〜》

どうやら楓は奈緒ちゃんには頭が上がらないみたいだ。

私に対してもそうだが、積極的に向かってくるの子には弱いらしい。すぐに警戒心をあらわにしてしまう。

でも基本的には、特定のの子にしか警戒心を解かないので、そこは安心はしている。

古賀千聖に対してはどうなんだろう。

は楓に好意を持っているみたいだけど……。

楓に限っては、そんなんじゃないんだろうな。

「弟くんは、やっぱりの子は苦手だったりする?」

楓の部屋に戻ってきて、すぐに私はそんなことを訊いていた。

いきなりで失禮なことを訊いたかもしれない。

答えがわかっている私としては、々意地悪な質問だ。

──そう。

どちらかというと、楓はの子が苦手だと思う。

それは、憶測ではなく事実だ。

「そんなことは……。普通に接する事くらいはできると思うし」

「そっか」

「急にどうしたの?」

「なんでもないよ。…ちょっと気になっただけ」

間違いなく、楓はやせ我慢をしている。

落ち著きなくソワソワしている楓を見たら、すぐにわかった。

「それはそうと──。香奈姉ちゃんは、なんで下著姿でいるの?」

「これはその……。暑いから」

「暑いのはわかるけど、下著姿はさすがに……」

「目のやり場に困っちゃったりする?」

「うん……。それなりには……」

よりはマシじゃないかな? 私はどちらかというと室ではの方が多いから──」

ちなみに1人で部屋の中にいる時は、いつも下著姿だ。

それを否定されても困る。

楓がいるからって、それは変わらないと思うし。

だったら、それはそれで困るけど……。下著姿はそんなには──」

「それならいいんじゃないかな。弟くんも、とうとう私の魅力に気づいてくれたんだね」

「いや……。気づくというよりも──」

だからといって、楓が私から目を離すということはしない。

きっと全になっても、私から視線を逸らすという事はしないだろう。

「どっちにしても、弟くんは私以外のの子のは見ないでしょ?」

「それはまぁ……。普段、見るようなことにはならないだろうし」

「そうだよね。弟くんなら、安心してもいいよね」

私は、微苦笑してそう言っていた。

本音を言うと、そんなことを言う私自が一番不安なんだけどな。

楓はどこまで理解しているのやら。

「それで──。今回は、どういった用件で僕を呼んだのかな?」

楓は、思案げな表でそう訊いてくる。

別に用事というほどのことはないんだけど……。

何もなく呼んだらダメだったかな?

私は心配そうな表を浮かべて聞き返す。

「用件がなかったら、呼んだらダメだった?」

「そんなことは……。いつもは、なにかしらあったからなんとなく──」

「そっか。なにかあったら呼んでもいいんだ? なるほど」

「いや……。たとえばの話だよ。香奈姉ちゃんなら、なにもなくても──」

楓は何かを言い含めようとするが、私の方では々と完結しそうな問題だった。

それなら、楓とは付き合い方を変えないとダメだと思う。

今の関係においても…だ。

「そっか」

楓の部屋で出來ることといえば、楓のことを見守ることだけだ。

私は、そのまま床に座り込んでいた。

それも育座りの狀態で。

アングルをし変えればスカートの中が丸見えになってしまうかもしれないが、それも想定だ。

楓には、良い刺激だろう。

失敗なのは、楓のために可い下著を穿かなかったことくらいか。

これを狙ってやるのは、意外とむずかしい。

楓も、私の育座りには何も言えないみたいで、ただ見ていることしかできないみたいだった。

黙って見られているのも、結構恥ずかしいんだけどな。

「香奈姉ちゃん」

「ん? なに?」

「その座り方。パンツが見えちゃってる」

「うん。わかってる。他には?」

「腳…結構綺麗かも……」

そんなこと言われたら……。お姉ちゃんとしては、ちょっと嬉しい。

もっとたくさん見てほしいかも。

「その顔は、まだ言いたいことがあるでしょ?」

「うん。まぁ、なんていうか……。ブラウスを著ていてもが大きく見えてしまってて、見るところに困るかな」

「それならどうする?」

私は、ドキドキしながら楓に訊いていた。

今なら、なにをされても怒る気にはなれない。

いっそのこと私をにして抱きついてきても嬉しいだろうな。

楓にそんな度があるかは別として……。

「抱きしめても…いいかな?」

「別に構わないよ。弟くんがしたいと思ったことをするのが一番だと思うよ」

「そうなんだけど……。なんとなく香奈姉ちゃんは、いきなり変なことをしたら怒りそうな気がして──」

「なんで怒るの? 弟くんにされるのなら、逆に私は嬉しいよ」

楓の言う『変なこと』というのは、きっとエッチなことだろう。

ちょっと期待してしまうかも。

なんなら一緒にお風呂にるのだって構わない。

「嬉しいんだ……。香奈姉ちゃんらしいっていえば、らしいんだけどさ」

「何をするつもりなの?」

「それは、えっと……」

楓は、とても言いづらそうにしている。

訊いたらダメな質問だったかも。

家でする事はいくつかしかないのに。

──とにかく。

私は、何をされても抵抗しないでおこう。

「答えられないようなことをするつもりだったりする?」

「そんなつもりは……」

楓は、チラチラとこちらを見ていた。

私の育座りを見て、なにかをじちゃっているのはわかる。

ちなみに今日の下著は、見られても大丈夫なようにちょっとだけ可いものを選んできてる。だから楓に見られても平気だ。たぶん。

あ。でも……。

なんか意識しちゃうかも。

私は、なんとなくスカートの裾を手で押さえて下著を隠す仕草をする。

元々短いから、そんなことをしても無駄なんだけど、楓に見られているかと思うと恥ずかしさがこみあげてきたのだ。

「あんまり見ないで……。なんとなく気になっちゃうから──」

「あ、うん。ごめん……」

楓は、謝ると私から視線を逸らす。

見てくれないっていうのも、なんだか寂しい気持ちになる。

この場合、一どうしたらいいのかな。

やっぱり楓には、見てほしいとか。

なんだか楓に無茶な要求をしてるみたいで悪い気がする。

「やっぱり、見たい?」

「それは、まぁ……。香奈姉ちゃんのその座り方は貴重だから──」

「そっか。それなら仕方ないな」

「どうしたの?」

「私の下著をがす権利を與えてあげようかな」

私は、下著をがしやすくするために腳をだらしなく広げてみた。

こんな風にだらしのない格好をするのは初めてかもしれない。しかし──

私の心は、開放でいっぱいになる。

「香奈姉ちゃん。それはさすがに……。ちゃんとしないと」

「大丈夫だよ。弟くんの部屋には、私とあなたしかいないから──。何をしたって気づかれることはないよ」

「でも……」

「さぁ、弟くん。──しっかりと見てね」

私は、笑みを浮かべてそう言っていた。

今もスカートの中からチラ見えしてるであろう私の可い下著。

それをがしてくれないと何も始まらない。

「では──。拝見させていただきます」

楓は、ゆっくりとした作でスカートの中に手をれてそのまま私の下著の端を摑んできた。

やっぱりこういう事は2人きりの時にこそ、意味がある。

そして、楓の指はしっかりと私の下著を摑み取り、ゆっくりとがされていく。

恥ずかしくはない。

私と楓の間に恥ずかしい事なんてないはずだ。

なのになんで私の腳は大事なあそこを隠すような仕草をするんだろう。

楓は、スカートの中から覗く私の大事なあそこをじっと見つめている。

そんなマジマジと見つめられたらさすがに……。

「あんまり見つめられると──。ちょっと恥ずかしいかな」

「ごめん……。つい──」

そう言いながらも、楓の視線は私の大事なあそこから離すことはない。

もう私の大事なあそこに釘づけなんだろう。

──もう。正直なんだから。

「それでどう? 変なものでも付いてるかな?」

「えっ」

楓は、私の言葉に呆然となる。

別に変なことを聞いたわけじゃないんだけど。

楓とは、何度もやってるんだから改めてそんなにマジマジと覗く必要があるのかな。

そんなことを考えてると、楓はなにを思ったのか私の大事なあそこをでるように指でれてきた。

まだ濡れてないからなのか、ちょっとしたことでも反応してしまう。なんていったって、私の純潔を散らした部になるのだから。

「んっ」

ちょっとした快から、私はまたも聲をもらす。

そして、だんだんと部の辺りが濡れてきた。

そのまま指を突き立てたら、なんの抵抗もなく中に挿しそうな勢いだ。

このまま何もしないというのは失禮にあたる。

「今日は、何もしないんだね。弟くんは、私のことが嫌いになったのかな?」

「そんなことは……。ただ、ちょっと──」

「スカートが邪魔だったりする? それならごうか?」

「いや。そういうわけじゃなくて……。もうしだけ、恥じらいとかがあったらなって思って──」

「恥じらい…か。今も、十分に恥ずかしいんだけどな」

楓にはわからないかもしれないが、今の私の狀況って普通に恥ずかしい事をしてるんだと思う。

男の子に下著をがしてもらって、さらに大事な部を指で弄ってもらっているっていうのは、かなり抵抗のある行為だ。

普通のカップルだったら、まずできない。

私たちの仲は、それほど進展しているっていうことだと思う。

私としては、楓との関係をもっと深めたいな。

できれば人同士という関係よりも、家族と同じくらいの関係になりたい。

楓との心の距離がどれだけあるかわからないけど、出來る限りのことは全てやっておきたい。

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