《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》閑話 結婚式 続き

「あなたは……」

「どうやらあなたはロミスの息がかかっているようですね。なにが目的ですか」

「えっと、なにがなんだか……」

「………私は幸神教の神、ハピネです。私にとって聖は特別な存在ということは知っていますよね」

どうやらこの空間にジェシカはいないようだ

そして、ここは神様の世界

「はい、知っています。僕は本気で彼、ジェシカと結婚するつもりです」

「あなたは契約の神によって連れてこられた外界の存在ということはわかっていますよね」

僕が異世界人ということがどうやらわかるようだ

「はい」

「元の世界に帰るという選択肢を與えられたらどうしますか」

「いえ、僕はもう元の世界には帰りませんよ。大事な人に出會えたので」

もう迷ったりはしない、必ず彼達を幸せにすると神様に誓っているからね

「本気なのであれば私の言うことを聞いてくれますよね」

「え、はい」

なにを言われるのだろう?ちょっと怖いんだけど

「それではじっとしていてくださいね」

神様はゆっくり僕に近づいてきて頭にれる

「あの、なにをしているのですか?」

「おまじないです。はい、これでもう大丈夫です。聖との結婚を認めましょう」

正直なにをされたのかよくわからないけど、認められたならよかった

「ありがとうございます」

そして、気がつくと頭の中がはっきりしてきて、元の聖域へと戻ってこれた

「リュウト!リュウト!大丈夫?」

「え?あ、えっとどうしたの?」

ジェシカが心配そうにかおをが覗き込んできていた

「ずっと目が虛ろになってたのよ、本當に心配したわ。大丈夫なの?」

「うん、大丈夫。ちょっと神様に會ってた」

記憶があやふやだけど、誰かに會っていたのは覚えてる。確か神様だ

「神様!?え?本當!きっと神様も私達の結婚を祝福してくださってるんだわ!」

「ジェシカは會わなかったの?」

てっきり聖であるジェシカも會っていると思ってたんだけど

「あのね〜、普通神様に會うって伝承の中の話なんだからね!リュウトが言うなら私は信じるけど、信じられないことなんだから」

「それじゃあ本當に幸運なことだったんだ」

「そうよ、それで?どんなことをされたのかしら」

「よくわからなかったけど、確か結婚を認めてくれた、かな?」

「本當?だとしたら私とリュウトの関係は神様公認ってことね!」

ジェシカは嬉しそうに抱きついてきた

大聖堂から出ると教皇様が待ち構えていた

そしてその隣にどこか見覚えのあるとジェシカと似た格好をしているの子がいた

「おめでとうございます。神も祝福なさっていることでしょう」

「ありがとうございます。えっと、この方は……それとシロルちゃんでしたよね」

ジェシカが驚いた様子なのをみると教皇様以外がここにいるのは不自然なのだろう

「あぁ、君には言っていなかったが、今幸神教では驚くべきことが起きているのです」

確か教皇様に結婚の挨拶をするときになにかありそうなじで言ってたよな

「ここからは私から説明しましょうか」

どこか見覚えのあるは僕を見て微笑む

「私はルチア、神ハピネの仮の姿です。そしてこちらは第二の聖となったシロルです」

「え?神様、聖……え?え?」

ジェシカは混してしまったようだ。まぁそれはそうだよね、いきなり神様とか聖とかが現れたら誰だってそうなる

僕を見て微笑んだのもさっきぶりだからというわけなのか?

「どうして僕には直接試さなかったのですか」

「神にも々あるのです」

「……つまり、こちらにいるのが神様の化でシロルちゃんが聖になったというわけですか」

「はい、そうなります」

「私はもう聖ではなくなったのでしょうか?」

「あなたは聖のままですよ。人間にれてもうし加護を與える者を増やしたほうがいいと思ったんです」

「このことは上層部しか知りませんのでどうかごに」

「未だに実がありませんが、神様がいてくださるならそれ以上安心なことはありません。これからもラキトピアの民をよろしくお願いします」

ジェシカは僕達といるときはあまり宗教の話をしなかったけど、やっぱり聖としてちゃんと信仰していることがわかる

「はぁ~、驚きすぎてなんか張がなくなってきたわ」

この後は式場までパレード形式で移する

「すごい人たちだね」

「それだけみんな私達を祝福してくれているのよ。聖としてあまりこの人達にしてあげることはなかったのは殘念だわ」

僕も張したけど、手を振っているだけでいいということもあってなんとかなった

「それじゃあリュウト、私と一緒に場しましょ」

「う、うん」

これからこの子と結婚、するんだよな

隣にいるドレス姿のジェシカを見て改めて実する

本當に自分にはもったいないくらいきれいだ

式場の中にはジェシカの家族やフェノアの家族がいた。

そして、教壇の前にはアイリスとフェノアが待っていた

「リュートおそい」

「ちょっと悔しいくらいにお二人がお似合いでびっくりしました」

「二人共おまたせ」

「はい、ここで話をしないの、次にいかないと………って誓いの言葉を聞くのってお母さんなの?」

教壇にいたのは元聖であるジェシカのお母さん、セリアさんだった

「ふふ、聖の結婚式に出るのが通例なの」

もっと形式が決まっているものだと思ってたけど結構その辺は自由らしく、集まったあとはセリアさんの言葉を4人で聞いてそれぞれ誓い合うものだった

「神もあなた方の結婚を認めてくださるでしょう」

そうして、僕達は結婚した。

    人が読んでいる<コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!>
      クローズメッセージ
      あなたも好きかも
      以下のインストール済みアプリから「楽しむ小説」にアクセスできます
      サインアップのための5800コイン、毎日580コイン。
      最もホットな小説を時間内に更新してください! プッシュして読むために購読してください! 大規模な図書館からの正確な推薦!
      2 次にタップします【ホーム画面に追加】
      1クリックしてください