《コミュ障だけど転生したし、なんだかいけそうな気がします!!》久々に旅らしいことしますね

次の日から早速出発することになった。

流石は魔王城、すっごい気持ちよく寢れたよ

それに朝ごはんとかも用意してあるし、待遇良すぎでは?

まぁクロエさんがいるからなんだろうけどね

魔王城から馬車が用意されていて、その者を案役のユカリさんがしてくれることになった

「5人乗っても結構広々としてるね」

「この馬車は新型で全然揺れないんですよ」

「ユカリがいてくれてよかったのだもしいなかったらサーティアが者をすることになっていたから」

「それ、どういうこと?私だってこれくらいできるわよ!」

「まぁまぁ落ち著きましょう、ね?」

「私は馬車に乗るより自分で走りたいんですが」

「とりあえず魔王都を出るまではこの中にいてくれると助かります」

さて、久しぶりの旅はどうなることやら

「せっかくだからこの中で作戦を立てるわよ」

「何を考えるのだ?」

「依頼についてよ、さすがにただ観して様子見するだけにはいかないわ」

まだどんなところかもわかってないからね

「現地のギルドに行ってみるのは?冒険者ギルドなら何か報がわかるかも!」

「いいわねそれ」

「問題は冒険者ギルドがあるかどうかですけど」

「なんにせよ実際に行ってみて詳しい話を聞くのが一番ね、ルーナの案はいいと思うから優先して行くようにしましょうか」

それからしばらく馬車に揺られる、といってもこの馬車は全然揺れなくて快適だった

「こんなに快適なら眠れますね〜」

「リィア、いくら広いとはいっても寢れるほどじゃないんだからね」

私はルーナちゃんによりかかる、あ~最高の枕がある……

「むぐっ……」

「そんなにあたしに埋もれたいならみ通りにしてあげる」

ルーナちゃんにそのまま頭を抱えられ息ができなくなる

「ん〜!」

「えへへ、くすぐったい、あいて!」

パシッと音とともに開放される

「まったく、目の前でいちゃつくな」

「だってリィアが」

「仲いいのはわかるけど、ほどほどにするのよ」

「「はーい」」

怒られてしまった………

そんなこんなで順調に進んでいると、久々にみんなからが伝わってきた

「魔なのだ」

もうすでに馬車の外へ出て一緒に走っていたテナちゃんが近づいてきた魔に向かって一直線に行ってしまった

「私達もテナを追いかけるわよ!」

「それじゃあ私はユカリさんを見てますね」

探知魔法の反応をからしてそこまで強い魔ではなさそうだったから平気でしょ

案の定すぐにみんなが帰ってきた

「いっぱいとれました!」

「ちょっと、まみれだよ!?」

「あ~、それは……」

「サーティアがテナを助けようとしてとっさに魔を切ったらその返りでテナがこうなったのだ」

襲ってきた魔は兇暴な鳥の群だったみたい、今夜のご飯になりそう

「はいはい、今浄化するからね」

そしてサーティアさん達は倒した魔を手際よく解していく

「流石は冒険者ですね!あっという間に倒してしまうなんて!」

「ユカリさんはあんまり戦えないんですか?」

「私はどちらかと言うと暗殺とか諜報が専門なので魔と戦うのはあんまり得意ではないんです」

あ~、対人専用ってことね。しかも暗殺だから基本的にやり合うというより不意打ちが得意なのかもしれない

「そろそろ日が暮れてきたから休むわよ」

「一応私も々と食料などは準備してきたのですが、必要なかったみたいですね」

手際よく野営の準備を始める私達を見て、ユカリさんが言った

「ここに座って待っててくださいね」

「本來であれば私がもてなされるのはおかしいと思うんですが……」

「いいのいいの、私達もこういうの久しぶりだから」

「テナ、いい火加減なのだ!」

「クロエお姉ちゃん、なんか手際よくなってないですか?」

「ふっふっふ、休暇中に料理の練習をしたのだ」

みんなでご飯の準備をするのも久しぶりだけど、が覚えているのかすぐに終わった

「はい、完しましたよ」

「これよこれ!こういうのがいいのよね!」

特別なものを作ったわけではないのにサーティアさんが絶賛してる。

「どうしたのサーティア、確かに味しいけどそこまでだった?」

「休暇中はずっといいものを食べていた影響でこういう素樸な料理がいいのよ、もちろんやすらぎ亭のも味しかったけどみんなで作るやつはもっといいわ」

「皆さん毎回こんな味しいものを食べながら旅をしていたんですか!?」

「ユカリさんも遠慮なく食べてくださいね」

このじ、なんかいつもの私達に戻ってきたような覚だ

まぁお風呂とかの施設がないのはちょっとやだけどね〜、それこそストリーフの王城にいたときなんかなにからなにまで盡くされていたから……

「野営は私にお任せください!」

「いやいや、普通に私達もやるからいいわよ、順番に休みましょ」

あ~そっか野営だから見張りは必要だよね、ちょっと面倒だけどこれも醍醐味のひとつだ

見張りは二人一組で私とルーナちゃん、クロエさんとテナちゃん、サーティアさんとユカリさんですることになった

「あんまりお役に立てずすみません」

「一時的とはいえ仲間なんだからそんなの気にしなくていいわよ」

「そうなのだ!我々は依頼をけているのだから當然なのだ」

「みなさん……ありがとうございます!」

々してあげたら代わりに耳とか尾とかモフらせてくれないかな?

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