《【第二部連載中】無職マンのゾンビサバイバル生活。【第一部完】》20話 久しぶりの詩谷遠征?のこと 後編

久しぶりの詩谷遠征?のこと 後編

「やっぱり田中野さんでしたね!」

「森山さん!お元気そうで!」

新たちと別れ、そろそろ出発しようと3人で玄関まで帰ってきたところ・・・ゴツい狙撃ライフルを抱えた森山さんが待っていた。

その橫にはもちろん・・・

「鷹目さんも、お久しぶりです!」

「はいっ!お久しぶりですね!」

同じようなライフルを持った鷹目さんがいる。

・・・っていうかほぼくっ付いてない?

アツアツだあ・・・

「・・・なんか田中野さん、最後に會った時よりもその、強そうになってませんか?」

「へえ?いや、俺は前と同じつもりですけども・・・多の修羅場はくぐりましたけど」

森山さんには俺がどう見えているんだろうか。

「友人か?イチロー」

後ろからアニーさんが肩を叩いてきた。

友人・・・友人かなあ?

「そちらは?」

「ああ、龍宮の・・・駐留軍の方々ですよ。詩谷の現狀視察をするって言うんで、土地勘のある俺が案してるんですうわぁ!?」

急に寄りかかってこないでくださいよアニーさん!?

「タニンギョーギだな、イチロー?あんなにも熱い夜を過ごしたというのに・・・」

「雑に問題のある過去を造しないでくださいようひぃ!?耳に息を吹きかけないでください!?」

急にエンジン全開だなこの人はもう!?

見ろよオイ!森山さんたちのお目目が真ん丸になってんじゃん!!

「ふふ・・・おっと、私はアニー・モーゼズ、そしてこちらが・・・」

「『キャシディ・グレイスン曹長よ。あなたたちはイチローのお友達?お似合いの素敵なカップルね!』」

俺をそのままに、2人は自己紹介している。

じ、自由人めが・・・!

「『お似合いですか・・・そう言っていただけると嬉しいですね。森山次郎です』」

「『鷹目と申します!田中野さんは・・・ふふ、私たちのキューピットさんなんですよ?』」

お2人とも英語凄いですね。

自己紹介してるってことはわかった・・・が。

『キューピット』って単語を聞いたアニーさんが急にオレの頬を抓ってきた。

なんですか地味に痛い!

「『このサムライは・・・自分のことはからきしなのに何故他人の機微には聡いのだ。なにかこう、凄くムラ・・・イライラする!』」

「『れてるわよアニー』」

早口だと全く聞き取れないんですけど!?

ねえ!ちょっと!!

俺の頬はそんなにびないんですけど!お餅じゃないんですけど!!

森山さんはこっちを見て、いつものように苦笑した後。

「いやあ・・・安心しました、本當にお元気そうで」

さては節でござるな!?

現狀を見ろ!的には俺の頬を見ろ!!

「相変わらずで安心しました!・・・神崎さんとも仲良くしないと駄目ですよ?田中野さん」

・・・この節カップルゥ!!!!

あと仲良くしてますゥ!!たぶん!!!

・・☆・・

「まだ頬が痛い」

「こら、しゃんと前を向いて運転しろ」

「アイアイマム」

「今度ママ呼ばわりしたらイチロー直々にママにしてもらうからな」

「ごめんなさいゆるしてください」

「『うふ、私をママにしてもいいのよ?』」

「なに言ってるかわかんないですけど、なんとなくとても恐ろしいことを言っている気がするのでごめんなさいゆるして」

の空気が悪いので窓を開けるとしよう。

暑くもないのに汗が止まらないよう。

森山さんたちに見送られ、俺たちは友高校を出発した。

彼らはここでしばらく滯在した後、今度は龍宮へ行くらしい。

完全に2人チームの凄腕スナイパーチームじゃないか。

末永く幸せになっていただきたいものだ。

まあいい。

というわけで、車は元気よく海を目指しているというわけだ。

的には、以前にも何度か行ったことのある海辺の避難所を目的地にしている。

4人のおじさんたち、元気かなあ。

「さっきモリヤマが言っていただろう、そろそろ気を引き締めないとな」

「ええ、重々承知ですよ」

俺たちが海へ向かうと聞き、森山さんが気になることを言っていたのだ。

『気を付けてくださいね。朝來るはずの連絡員が、この時間になっても來てないんですよ』

という、不穏なことを。

一抹の不安を抱えながら、見覚えのある道を走る。

あれ、ここは・・・そうか。

「忌々しい思い出のある公民館・・・!いや俺が油斷したのが悪いんだが!」

目線の先に釣屋と・・・道を挾んで向かいにある公民館が見えてきた。

そう、俺の顔面に愉快な傷が付く原因になった、糞野郎どものいた公民館である。

「ふむ?何かあったのか?」

「暴徒に襲われましてね・・・顔をざっくりやられたんですよ」

「なるほどなるほど、イチローのトラウマというわけか」

「そんな大層なもんじゃないですけどね・・・元々大した顔じゃなかったですけど、それでも消えない傷が付いたわけですし」

もうすっかり治っているが、死ぬまで傷跡は殘る。

俺がじゃなくって本當に良かったな。

「デモ、イチローノカオ、スキヨ?セクシー!」

「同だな、私も全く同だ」

・・・彼たちなりの激勵、もしくはめだろうか。

なんにせよ、そこまで褒められると照れるね・・・

「ははは、ありがとうございます」

そんなことを言いつつ、車は走る。

屋は・・・俺がした時とそう変わりはないように見える。

ここら辺の人がまだ釣りの重要さに気付いていないのか、それともみんな死んじまったかどっちかだな。

そして問題の公民館だが・・・うん、何が起こったのか完全に崩壊している。

3階までのガラスは殘らず割れているし、1階のドアも豪快に破壊されているな。

俺がボコボコにした奴らは死んだろうが、その後で何かドンパチが起こったらしい。

壁には黒く変したの跡が點々と見えるし、近付いてみたら3階部分は火災の跡すら見える。

うーん、何があったんだろうな。

傷がうずくような幻肢痛を覚えつつ、軽トラは何事もなくその場を通過した。

・・・しっかし、友からこっち方面に離れるほど世紀末が加速していくな。

この先はどうなっていることやら。

「・・・臭うな」

しばらく走ったあたりで、不意にアニーさんがこぼす。

「あ、スイマセン汗臭かったですか?すぐデオドラントしますんで」

いかん!最近?流行のスメハラが発生してしまう!

汗臭さには気を遣ってたのになあ・・・狹い車だとよりしんどいだろう、悪いことをした。

「ハヤガテンするなイチロー、別にキミが臭いわけではない・・・むしろ積極的に嗅ぎたいのでげ」

「もうどうしようこのワールドワイドな変態」

最近アニーさんのセクハラ言が凄い。

これで言ってるのがオッサンだったらものすごい勢いで敗訴すんぞ。

相手が俺でよかったですね、泣き寢りします!

「違う、私が言いたかったことはな―――『待ち伏せ』の気配がするということだ。『キャシ―、安全裝置を外しておけ』」

さっきまでのおちゃらけた雰囲気と違い、アニーさんの目は真剣だった。

「『了解、中尉ドノ!』」

後ろから金屬音。

キャシディさんが銃の準備を始めたようだ。

俺も、急いで運転席の窓を閉める。

助手席はアニーさんに任せよう。

「よくわかりますね?」

「勘だよ、勘。そして忌々しいことに―――私の勘はよく當たるんだ」

その発言とほぼ同時くらいに、バックミラーに影が映る。

軽トラが通り過ぎるのを待って、路地から飛び出してきたようだ。

「後方!バイク2臺!!」

「ほら、やはりな・・・恐らく追い込むつもりだ、速度はあまり出すな」

「了解です」

ほんのしアクセルを踏み込む。

「『アニー、武を確認したわ。2臺とも2人乗りで、後ろの方がクロスボウ裝備』」

「『こっちで対処する。引き続き周辺監視を継続しろ』」

「Gotcha!!(了解!)」

後方から追いかけてきたのは、大型バイクが2臺。

ゴテゴテと頭の悪そうな裝飾が付けられている。

「イチローはそのままだ。私は・・・ここだったな、うん」

「えっなにそのボタン」

アニーさんはカーナビの下・・・シガーライターを引っこ抜く。

通常なら引き抜いた側に電熱線が付いているんだが、何故か本側に赤いボタンがあった。

・・・今時シガーライターなんて珍しいなと思ってたらダミーだったのかよ!

大木くんは軽トラをどうしたんだ!?今更だけども!!

後方の2臺は蛇行運転を繰り返している。

・・・後ろに乗ってるやつ、クロスボウみたいなの持ってない!?

殺意高すぎだろオイ!?

まあ、この軽トラの裝甲には通用しないだろうけども・・・タイヤもなんか車側からカバーが付いてるし。

カン、と車から音がした。

マジか撃ってきやがった!

ノーダメージだけど!!

「よし、撃確認。『キャシ―、ブラインドを下ろせ!』」

「ラージャッ!」

「イチロー!閃弾を試すからミラーを見るなよ!」

「俺以上に俺の車に詳しい!?」

ミラーから目線を外すと、アニーさんが謎ボタンを押した。

すると、カーナビのスピーカーから・・・うん、未來の世界の貓型ロボットが道を取り出した時の効果音が鳴った。

気が抜けるなあ・・・なんでいつものイケメン音聲じゃないのさ。

「うおっ!?」

見ないようにしていたサイドミラーの方から、れた。

それとほぼ同時に、開いていた助手席の窓から悲鳴が聞こえる。

「~~~!?!?!?」「~~~~!!!!!!」

後方のバイクは何かをんだ後、豪快にクラッシュ。

運転手はバイクと一緒に高速回転をし、クロスボウを持っていた連中は宙に放り出された。

・・・うわ、アイツなんか頭から落ちたな・・・あいつら全員ヘルメット付けてないから顔面が大変なことになりそう、っていうか死にそう。

顔を覆うマスクだけじゃ何の防にもならんってよくわかるわ。

布だもん、布。

「さあて、そろそろ『追い込まれるはず』だった連中が出てくるぞ!マイクの準備をしておけ!」

「了解ですけどアニーさんが言えばいいんじゃ?」

「私の聲にオス共が発したら困るだろう?」

・・・あなた聲変えれますやんか、というツッコミを飲み込んでマイクを取る。

空気が読める男、田中野一朗太です。

「おっと・・・見えたぞ!」

アニーさんが言うように、道の先にきがある。

何人かの人影が走り出てきて・・・なんか引っ張ってる!

アレは!以前大木くんも使っていた・・・アレだ!暴走族とかを捕まえるアレ!!

棘のついた式ダメージ床みたいなやつ!!

それを確認した俺は、すかさずマイクのスイッチをれる。

『今すぐそれを片付けろ!!こちらは駐留軍(の兵士を乗せている)車両だ!!!』

俺のハッタリに1人2人は狼狽えたようにきが鈍るが、殘りの大多數がそんなん知るかとばかりに作業を続行。

このままだと加速しても間に合わないな・・・

頑丈になったとはいえ、さすがにタイヤは普通の純正品?だしな。

「よし、警告への不服従だな!理由ができた!!―――助手席が正面に向く軌道でスライドターンしろ!」

「大丈夫ですか!?」

「ッハ!知らないのかイチロー・・・に臆病者の弾は當たらんのだ!!」

なにこの人思い出したようにカッコよくなるじゃん・・・

いっつもそうならいいのにな。

怒られるから絶対言わないけど。

「『キャシー!の見せ所だぞ!』」

「『捕虜は?』」

「『不要!!』」

助手席でアニーさんは例のクソデカリボルバーを構え、キャシディさんはを乗り出しながら拳銃を構えた。

アクション映畫みたいでテンション上がるなあ!

アクセルを踏み込み、ぐんと加速。

そのまま封鎖地點に突っ込む。

後続は・・・ナシ!

「行きますよォ!1、2のぉ・・・3ッ!!」

一度左に大きく振り、鋭くハンドルを切る。

重力をじつつ、軽トラは後らせて右へスピン。

フロントガラス越しに、引きつった顔をしたなりの汚い連中の顔が一瞬見え、消えた。

「『撃て!!』」「『ヒューッ!大盤振る舞いよ!!』」

拳銃の軽い連音と、腹に響くようなクソデカリボルバーの銃聲。

撃った時間は3秒にも満たないだろうが、車にはキャシディさんの鬼連で生産された空薬莢が飛び散った。

あっづ!?ほっぺたに當たった!!

ターンした軽トラは來た道を戻る。

助手席のアニーさんが、ミラーで戦果を確認している。

くものは・・・ないな。よし、ターンしろ」

「了解」

再びハンドルを切り、封鎖地點へ向かう。

「後方で援護お願いします、あのトゲトゲを回収しちゃいましょう。帰りに友に寄付しよっかな」

封鎖地點には、6人ほどの人間が転がっていた。

その手前に停車し、窓をし開けて耳を澄ます。

・・・かすかにうめき聲が聞こえるのは、倒れてる連中だろう。

その他に気配はない。

後部エリアから『魂喰』を取り出し、素早く車から降りる。

助手席側からも、アニーさんたちが降りる気配がした。

「うが・・・だ、だずげ・・・」

「無理、っていうか俺が黒の無免許醫でも無理だわ」

「っご・・・!?」

にどでかい風が空いた男のを脇差で突く。

・・・これはアニーさんの銃だな。

ノーマル人間相手に撃つとこうなるのかあ・・・やっぱネオゾンビの防力半端ねえわ。

「っていうかアニーさん、それ虎の子でしょ?こんな雑魚相手に使って大丈夫なんですか?」

普通の拳銃とかにしときゃいいのに・・・

「いざとなれば自作できるし、殘弾はまだ100発以上あるから大丈夫だ」

「虎の子が軍隊くらいいるじゃん・・・大軍団じゃん・・・」

自作できるってなんなの。

マルチな才能だなあ・・・

「たまに撃たないとスッキリしないからな!」

「・・・さいですか」

なんというトリガーハッピー。

今まで周りにいなかったタイプですな。

それはそれとして、その他の地面に転がった連中を確認していく。

・・・アニーさんの銃で撃たれた連中はほぼ即死だな。

マジで大が空いてやがる・・・さっきの男、よく生きてたな。

対してキャシディさんに撃たれた相手も、ほぼ即死だ。

頭部にしか命中してねえ・・・凄い腕だ。

さすがは裝甲兵(仮稱)のエリート様だな。

・・・とにかく、見える範囲に生き殘りはいなかった。

というわけで、作業に移る。

アニーさんたちに周囲を見張ってもらう間に、展開した棘罠を畳んでいく。

とっととコンパクトにして荷臺に積んじまおう。

ここをこうして・・・っと。

さすが元は警察の持ち、畳みやすいや。

「テツダウー!」

「サンキュサンキュ」

棘罠は2つあったので、キャシディさんが手伝ってくれた。

ひょいっと持つよな・・・力強いなあ。

キャシディさんと連れ立って荷臺に棘罠を回収。

アニーさんはリボルバーをいつでも撃てるようにゆるく構えている。

・・・む。

「アニーさん、なんか気配がします」

「だな、右側の路地からだ」

何人かいるようなじだ。

だが、殺気はない・・・たぶん。

新手か?

それとも・・・

『魂喰』の鯉口をゆるく切ったあたりで、音。

「武を持って出てくるなら殺す!!害意がなけりゃ、丸腰で出てこい!!」

路地に向けてぶと、気配も止まる。

さて、どうしたもんか・・・

「イチロー、行くか?」

「向こうさんの出方次第っすね。さっきのと同じ手合いなら・・・ね?」

「了解だ。『キャシー、いつでも撃てるようにしておけ』」

「ラージャ」

しばらく待つ。

すると、気配が再びいた。

「ま、待ってくれ!抵抗はしない・・・頼む!殺さないでくれぇ・・・!!」

年かさっぽい男の聲がして、続いて姿が見える。

路地から出てきたのは、10人ほどの集団だった。

汚れが目立つ服を著た、年齢も別も様々な・・・だが。

その中の1人を見て、一気に『魂喰』を抜刀。

「―――てめえらァ!!」

「っひ!?ち、違う!違うんだ、わ、わしらがやったんじゃない!!」

一番年長っぽいオッサンがぶ。

その後ろにいたのは・・・

3人の男に支えられた、ボロボロの・・・警だ。

顔には青あざが滲み、苦しそうにいでいる。

あれは森山さんが言っていた・・・友に來てない連絡要員だろう。

「―――発言には気を付けろよ、てめえの皺首くらい・・・俺はスパンと飛ばせるんだぜ」

「て、抵抗なんかしない!本當だ!」

オッサンを含め、警以外の集団は顔を青ざめさせて何度も頷いている。

「―――まずは彼を地面に寢かせろ、診察する。確認するまで逃げるなよ、私はそこのサムライほどお人よしではないぞ・・・『キャシー、急にいたら頭を撃ち抜け』」

リボルバーを構えたアニーさんが冷たく吐き捨てる。

男達は警をゆっくりと地面に橫たえ、手を離すとゆっくりと後退・・・路地の口付近まで戻った。

俺はそれを追い、アニーさんたちの線を切らないように気を付けて立つ。

『魂喰』は納刀したが、いつでも居合に見せかけて手裏剣を放てるように手を沿える。

「う・・・ぐ・・・」

アニーさんがく警の前にしゃがみ込む。

「やあ男、診するよ・・・ふむ」

「っぐぅう・・・!!」

アニーさんがれる度、警きが上がる。

かなり辛そうだな。

「・・・肋骨の骨折2、ヒビが3、多數の毆打痕、大骨にヒビ、手首の完全骨折・・・それに左足の親指の砕骨折・・・拷問、いや、尋問か?」

おいおいおい、重傷じゃないか。

ばないのは、そんな力も殘っていないんだろう。

「『キャシー、荷臺から救急用の箱を持ってきてくれ。緑の奴だ』」

キャシディさんがそれを聞いて走り、すぐさま大きな箱を持ってきた。

出がけに積み込んでたヤツだな、なんだろう・・・クソデカ救急箱みたいなもんかな。

アニーさんは箱を開け、手早くどんどんとを出していく。

包帯、添え木みたいなの、それに薬品の瓶と注とかだ。

本當に救急箱だった。

まあ當たり前か。

「まず鎮痛剤を投與する。痛みは引くが意識が酩酊するぞ、しばらく寢ておけ・・・その後で骨折の処置に移るからな」

「・・・あ、あり・・・が」

「重病人が喋るんじゃない」

アニーさんは手早く治療に移った。

そういえば、結局今まで聞いてないけど衛生兵だったんかな?

戦闘能力も高いけども。

「―――それで?」

オッサンたちの方へ向き直る。

俺の視線に合わせ、全員がを震わせた。

「そこで転がってるカス共は、あの人に何したってんだ?」

俺は、我ながら底冷えするような聲を出して問いかけた。

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