《モンスター・イン・エンドアース》クリスはなエルフとドワーフに相談する2

★セリシア點

ああ~、なるほどね~、うん!。サミエルが嬉しそうなのも分かるのよね~、ちなみに私もクリス君に頼られてちょっと嬉しいけどね~。

年齢的にはあれだけど・・・。

クリス君てば~、お姉さん達の年代の男どもよりも紳士だし。変な偏見もないしね!。

※ここ大事

良いところも沢山あるし、男の子として凄く頼りになる。そしてなによりもしっかりしてそうで、甘え上手な可い処もあるしね~。

ついつい構いたくなるのは仕方なくない?。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

私達二人で話し合い。クリス君にお似合いの裝を仕立て上げた。それから冒険者ギルドに向かい『瞬きの扉』を使って王都のクリスタル商會クランハウスに戻って來た。

「あっ、姐さん達わざわざすみません」

「うふふふふ、気にしないで」

「そうそう、クリス君に頼られるのは嫌じゃないしね~」

サミエル、セリシア姐さん達の優しい言葉に謝ですね!。

以前は、サミエル姐さん達に言われて王都の服クランで仕立てたけど、その頃は商人としての仕立てなので、

改めてセリシア姐さんにデザインしてもらい。

々と溜まっていたモンスター素材をふんだんに使って新しく正裝を作ってくれました。

流石に『禮節』『儀禮』のスキルは取りましたよ。最低限のレベル2ですが、

これないと大変な思いしそうなのがありありと分かりますからね~。

戦國時代、公家の禮節、言葉には必ず裏を込めて言葉を用いるのは當たり前でした。

そんな伏魔殿である朝廷で伯母の一族は分家てすが近衛家を現代まで殘した実績があります。

その伝で僕は飛鳥井家の蹴鞠皆伝と弓初級を覚えた訳ですから。

來年の夏、飛鳥井家の本家に出向くことになることになった訳ですが、一條家、三條家もまだ本家は殘ってますので、最低限の挨拶は必要かな~。

まあ~、その頃になったら六伯母さんに詳しく聞くべきやろな~。

※正直、古都の舊家は面倒なやからが多いから苦手ですかね~。

戦國時代から四百年以上経とうと、舊家の筋は気位が高いです。

當時は朝廷のお公家さんも地下人、半家、蔵人、外様、殿上人と々とおりました。

面倒な仕來たりも多く今は宮庁とされとりますが、名家の殿上人が家令として殘るくらいですね~。

昭和の戦後、舊華族と呼ばれる議員制度もありましたが、日本の敗戦の煽りをくらいほとんどの財産95%を差し押さえられ潰れていきました。

現代で舊家が殘ってるのは源氏所縁の舊家が京都に幾つか殘る程度。

師と呼ばれた公家の土門、土門これらは阿倍野家の流れを組んでますがどちらも一応殿上人扱いですが、戦國時代ではほとんど廃れてました。

「楽しみは冬休みかな~」

クリスはしみじみと呟いていた。

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