《失したのでVtuberはじめたら年上のお姉さんにモテました【コミカライズ連載中!】》320:絶対負けない
新年明けましておめでとうございます!
今年も一年よろしくお願いします!
もう結構経ってしまいましたがなんとか更新です。
今回は優希くん視點はありません。
「ゆかちゃん、會いたかったです!」
そう言いながら私は、あくまでもゆかちゃんのファンを演じます。
『あっ、華お姉ちゃん!久しぶりだね!』
「ゆかちゃん分が不足して死にそうでした!」
『そこまで!?』
ゆかちゃんは表かで、どんな表をしても可いです。でも、優希くんもとても可くて、時折見せる真剣な表も言葉に表すのは難しいですが、グッとくるものがあります。
それにしても、私の気のせいかもしれませんが、やはりゆかちゃんとゆるママさんの距離が近い気がします。何があったのかまではわかりませんけど。
「はぁ⋯⋯」
思わず溜め息が出てしまいました。ゆかちゃんの前で良くないとは思いますが、出てしまったものは仕方ありません。
『溜め息なんて吐いちゃってどうかしたのかな?
お仕事大変なのかな?』
ゆかちゃんは私の本心を知らずに心配をしてくれます。
⋯⋯本當そういうところですよ?
「⋯⋯いえ、お仕事は楽しいですよ?」
『じゃあ、他に何か大変なことでもあるのかな?』
「そうですね⋯⋯ゆかちゃんとゆるママさんとの距離が近い事⋯⋯でしょうか?」
『えっ』
ゆかちゃんはどうして?と言ったじで困しています。ゆかちゃんはわかりやすいですから、何かあったのは確定でしょうね。
『そ、そんなに近いかな!?』
「いつもより近いと思います!」
私がそう言うと、ゆかちゃんは慌ててゆるママさんに目を向けます。
ゆるママさんも何やら顔を赤らめて、あわあわしています。
「(もしかして⋯⋯ゆるママさん、告白したんでしょうか?)」
そんな風にじる雰囲気。の勘は當たるって言いますからね、そう思ったらおそらくそうなのかもしれません。
だったら私に出來ることは⋯⋯一つです。
「優希くん、大好きですよ」
『ふぇっ!?』
私はゆるママさんに聞こえないようにゆかちゃんの耳元で囁きます。
『え、えっと⋯⋯その⋯⋯』
「どうけ止めるかは、優希くん次第です。
⋯⋯でも、噓では無いですよ?」
伝えてしまいました。
「返事は早くしいですけど、優希くんの答えが出るまで待ってます」
本當は今すぐ答えてしい。
待ってるなんて嫌。
でも、優希くんがゆっくり考えた上で選ばれたい。
ノリなんかじゃなく、ゴリ押しでもなく、優希くんの意思で。
贅沢でしょうか?
でも、伝えずに奪われるよりも、勇気を出した結果選ばれないなら納得は出來ます。
『⋯⋯うん』
その相槌で察してしまいました。
優希くんは明らかに申し訳なさそうな顔をしていて。
「(あぁ⋯⋯)」
嫌な予がします。
「(でも⋯⋯)」
まだ言葉で言われていません。
「(だからこそ)」
まだ可能はあります。
1%でも、可能があるなら⋯⋯
「(ゆるママさん、負けませんよ)」
私はゆるママさんの方を向き、お互いに見つめ合います。
♢
優希くんと一緒にコミケでコスプレをしながら撮影をしてもらっていると、人が減ったタイミングであの人が來た。
「ゆかちゃん、會いたかったです!」
空木華、浮雲ふわりの中の人。
いつものようにゆかちゃんにベタベタして、ゆかちゃん分を補充しているように⋯⋯見えた。
すると一瞬、おかしな挙を見せる。
「(何かを優希くんに言っている?)」
小さな聲なのか、周りの喧騒にかき消されてしまい、何を言っているのか全く分からない。
ただ、優希くんが何かを言われた後すぐにあたふたとし始めた。
の勘が働いたのか、嫌な予がする。
すると何故か、優希くんが助けを求めるように私に視線を送ってきた。
やっぱり、反応に困ることを言われたのかな?
そう思っていたら、彼と目が合った。
「(なるほど)」
彼は、強い決意をしたような、強く真っ直ぐな視線を私に送る。
「(やっぱり、気付かれちゃったか)」
本當、優希くんのこととなると、センサーが広いんだから⋯⋯
「(本當、困っちゃうな)」
許されるなら奪い合いなんてしたくない。
だからと言って譲る気も無い。
「(私だって、絶対負けないんだから)」
短めで申し訳無いです!
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