《になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。》&198
ズラララバライトは私の新生宇宙へと転生をしたと言って良い。それは実際、他の……それこそ現宇宙をどうにかしようとしてる者たちからしたら、そっちを捨てて、全く別の宇宙へと逃げていった奴……と捉えられておかしくない。
まあ行だけ観たら全く間違ってないしね。それに最後にルドルヴルヴの封印を解いたのも、嫌がらせと捉えられてもおかしない。だってルドルヴルヴの封印は直接的に始祖の封印とも接につながってた。
そうズラララバライトから聞いてる。つまりはもろくなってた始祖の封印……そして宇宙の中心のエネルギーの抑え込みの限界がより早まった……ということだ。それは間違いない。
そしてそれは要するに向こうの……現宇宙の終わりが更に近づいたことにほかならない。當然、向こうの生命にとっては傍迷でしかないのだ。でも現狀を々と既に理解してそうなこのルドルヴルヴは別に文句を行ってこない。
実は一番文句を言って良い立場にいると思うんだけどね。
「それで何用ですか? てかなんで私の事をしってるんです?」
『何もおかしいことはない。始祖の力を我がじれないなんどないのだ!』
うわーなんでこの人……いやこの龍こんなに勢いあるの? 圧がすごいよ圧が。暑苦しい。私の苦手なタイプかも知れない。てかなんで始祖の力をじれるのよ。そんなわけないとか言われても、私はそんな力が古龍にあるなんて聞いたこと無いけど? 今度は私がジトッとした目でズラララバライトを観た。すると「なんだ?」というふうにズラララバライトがこっちをみてくる。けどいちいち事細かく説明してる余裕はない。
「でもここは宇宙が違うわ。私を追ってくるなんてできないはず」
『確かに我にはまったく違う宇宙を超えるなんてことはできない。だが、宇宙に魂の片鱗を割り込ませるくらいは出來る。ちょうど道もあったしな』
「道?」
なんの事? と私は思う。するとルドルヴルヴは「ガッハッハ」と豪快に笑ってネタバラシをしてくる。
『ズラララバライトの魂を引き抜いただろう? こちらの宇宙の因果からな。その時のルートを辿らせてもらった』
「なっ!? そんな事が……」
まさか出來るなんて思ってなかった。てかそんなのまでこいつじ取れるのか。確かにズラララバライトは元は現宇宙の方で生まれた魂だから、その因果は現宇宙にある。それを引っ剝がして私の新生宇宙へと持ってきたわけだ。つまりはそのルートを使われたのか……そんな事が起こるなんて思ってなかったよ。
なんなのこいつ? まじでなんなのってじだ。
貓《キャット》と呼ばれた男 【書籍化】
マート、貓《キャット》という異名を持つ彼は剣の腕はたいしたことがないものの、貓のような目と、身軽な體軀という冒険者として恵まれた特徴を持っていた。 それを生かして、冒険者として楽しく暮らしていた彼は、冒険者ギルドで入手したステータスカードで前世の記憶とそれに伴う驚愕の事実を知る。 これは人間ではない能力を得た男が様々な騒動に巻き込まれていく話。 2021年8月3日 一迅社さんより刊行されました。 お買い上げいただいた皆様、ありがとうございます。 最寄りの書店で見つからなかった方はアマゾンなど複數のサイトでも販売されておりますので、お手數ですがよろしくお願いします。 貓と呼ばれた男で検索していただければ出てくるかと思います。 書評家になろうチャンネル occchi様が本作の書評動畫を作ってくださっています。 https://youtube.com/watch?v=Nm8RsR2DsBE ありがとうございます。 わー照れちゃいますね。
8 54勘違い底辺悪役令嬢のスローライフ英雄伝 ~最弱男爵家だし貴族にマウント取れないから代わりに領民相手にイキってたらなぜか尊敬されまくって領地豊かになってあと王子達にモテたのなんで???~
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