になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。》&204

「はっきり言っておくけど、私はここを犠牲にする気なんてないわよ」

私ははっきりとルドルヴルヴにそう言った。だってなんかこいつ、私の宇宙を使おうとしてじがある。そんな事言ってたし……私にはそんな気はまったくない。そっちの宇宙はそっちでなんとかしてほしいよね。

ここは最悪の事態に備えてるんだよ……全てを背負う? そんな重荷は背負いたくない。面倒だしね。

『犠牲……かそれは違うぞ』

ルドルヴルヴの自信気な聲。何やらちゃんとしたプランがルドルヴルヴにはあるらしい。こいつの封印が解けてそんなに経ってないと思うんだけど……何やら々ともってるらしい。なんで? と思うが、古龍だし封印されてる間もなにかやってたのかもしれない。

『これはどちらにもとても良い提案だ。貴様は宇宙を育てるのに苦労してる……違うか?』

「それは……」

悔しいがルドルヴルヴの言う通りではある。ちょっとずつ前に進んではいるが、まだまだ私の新生宇宙には何もない。でもこれからだし? 宇宙なんてのは一日2日でなるようなものじゃない。

何萬、何億年とかで見積もるはなしじゃないだろうか? だから私には焦りなんてない。

『それでいいのか? お前はせっかちなようにも見えるがな?』

「そんなことない。私は常に余裕がある態度してるから」

それがの矜持だからね。焦る姿もかわいいとは自負してるよ。でも普段からそんな「はわわー」とか言いたくないし? 私はそんなキャラじゃないから。

『面倒くさがりでもある』

「それは……」

否定はしないよ? てかなんで私の事分析しだしてるのこいつ? プライバシーの侵害です!!

『すぐに結果をしてるのでは?』

「なにが言いたいのよ?」

私がこの新生宇宙の長度合いに不満があるとでも? まあないわけないけどね。天才たちは一喜一憂をずっとしてる。ちょっとしたデータの変化……それだけで大騒ぎだ。

けど私にはなんの変化かわかんない。だからまあつまらんよね。データだけ見せられても……である。けどズラララバライトも造れたんだし、きっとこれから私の新生宇宙は加速する。

そのはずだ。だからまだ……そうまだ焦る段階じゃない。

『単刀直に言おう。我らが母なる宇宙。それを貴様のものにするとよい』

なんかとんでもない事を言い出したぞこいつ。

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