《になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。》&207
「こほん……それで、私はどうくべきだと思う? てかズラララバライトが死んだって……まああいつサボり魔だったけど。ルドルヴルヴって古龍はどんなやつなの?」
私は明度の高い水を生み出して、その水球に腰を下ろした。そして自の膝の上にメルトを抱く。その狀態でメルトの頭に顎をおいて話してる。
「ルドルヴルヴ、は、うるさい」
「うるさいか……あんたが嫌いなタイプって事ね」
その言葉にメルトはコクリとうなづいた。この見た目と話し方通りにメルトはとても靜かな龍だ。私とはこうやって話してるが……そもそもこうやって話すまでもとても長い時間を要した。
それこそ千年とか萬年とかこいつは必要じゃなかったら喋らない奴だし。まあおかげで、メルトから報が洩れる……なんて事は全くないから安心がある。
好みのショタが安全安心……こんな幸せなことはないだろう。なにせこうやって目いっぱいでれるのだ。私のこんな姿、周囲には絶対に見せない。こんなけた姿はね。
「けど、ルドルヴルヴの封印が解けたということは、もう古龍たちが抑え続けるのは――」
「不可能」
私の言葉をメルトが引き継ぐ。けどやっぱりそうだよね。今までだって古龍たちはその力の大半を使って始祖の龍の復活を抑え込んできてた。けどその本にはルドルヴルヴという古龍の犠牲があったのは、上位の神のさらに一部には知らされてることだ。
大半の神はこの宇宙の真実も、そしてルドルヴルヴなんて古龍も知らないだろうけど……私は上から數えた方が早い神だ。奏上三位……まあ三位なんてのはちょっと「ん?」と思うが、でもそこはまあいい。
そんな事は重要じゃないからね。周囲が勝手に言う順位に意味なんてない。なにせ私たちは一位二位とかと戦った訳じゃないし。私の宇宙は『楽園』と稱されるほどだ。
その多様は全ての宇宙でも一という誇りがある。でもその宇宙も今、危機なんだよね。
「やっぱり一刻も早く宇宙……私だけの本當の宇宙を作らないといけないわね。その為には……あといくつか古龍か、それに準ずる力がしいわね」
「兄弟、暇」
「確かに、古龍たちもルドルヴルヴの封印が無くなったのなら、もう抑え続けるのも無意味と思って別の行に移ろうとするかもね。ならねらい目……か」
メルトの提案はもっともだ。今なら、古龍をさらに取り込むチャンスともいえる。そいつらを贄に、前々から考えてた『宇宙創造』をしえよう。最悪、この宇宙を生贄にしたとしても全然いい。
オーバーロード:前編
未來に存在するVRMMO『ユグドラシル』のサービス終了の日。最強クラスのギルドの一角である『アインズ・ウール・ゴウン』のギルドマスター『モモンガ』は、メンバーと共に作り上げた居城の玉座に、臣下たるNPCたちにかしずかれながら座っていた。たった1人で、もはやいないかつての仲間達を思いながら。 そしてサービスが終わり強制ログアウトが生じるその瞬間、異変が起こった。ログアウトできず、そして何より話すことの出來ないはずのNPC達がまるで生きているかのように忠誠を示しだしたのだ。さらには外の世界は未知の世界。モモンガは混亂しながらも、絶対者(ギルドマスター)として行動を開始する。 これはアンデッドの肉體を得た絶対者たるモモンガが、己の(頭のおかしい)目的のために、異世界を蹂躙していく物語である。 この作品はarcadia様の方でも公開しております。
8 189【書籍化】物語完結後の世界線で「やっぱり君を聖女にする」と神様から告げられた悪役令嬢の華麗なる大逆転劇
転生も巻き戻りもせずに大逆転を遂げる悪役令嬢の物語。 婚約者だった皇太子とその浮気相手の聖女に斷罪されたイリス・タランチュランは、処刑を目前にして牢獄の中で夢を見た。夢の中でイリスはこの物語の神だと名乗るウサギに出會う。ウサギは聖女であるヒロインへの不満から、イリスに向けて「やっぱり君を聖女にする」と言い出した。目が覚めると、イリスの瞳は聖女の証であるルビー眼に変わっていた。同時刻、神殿の大神官の元には有り得ない衝撃的な神託が下り、知らせを聞いた皇帝は愕然とする。自分を陥れた元婚約者とヒロイン、そしてその周囲の人々へ復讐を誓うイリスは、神に與えられたこの設定を存分に利用するのだった。 ※お陰様で書籍化が決定いたしました。詳細は後日ご報告致します!
8 155最弱になりすました最強
伝説の暗殺者として名を知られている天生神扇(あもうかおうぎ)は些細な出來事からとある學園に編入した。しかし魔力はあるのに使えないという學園で類を見ない出來損ないだった。
8 101クラス転移で俺だけずば抜けチート!?
毎日學校でも家でもいじめを受けていた主人公柊 竜斗。今日もまたいじめを受けそうになった瞬間、眩い光に教室中を覆い、気付いたら神と呼ばれる人の前に経っていた。そして、異世界へと転移される。その異世界には、クラスメイトたちもいたがステータスを見ると俺だけチートすぎたステータスだった!? カクヨムで「許嫁が幼女とかさすがに無理があります」を投稿しています。是非見てみてください!
8 53血染めの館
私たちの通う學校の裏の館では昔、殺人事件があったそう。館の中は血だらけだったけど、遺體はいまだに見つかっていない。その館は「血染めの館」と呼ばれ、人々に恐れられていた。 ある年の夏、私たちの學校の生徒が次々に消える失蹤事件が起きた。と同時に、奇妙な噂が流れ始めた。 「血染めの館で殺された館の主人の霊が現れる」と。 そんなわけないじゃいかと、私たちオカルト研究部が調査に入った。まだそこでなにが起こるかも知らずに…
8 109能力しかないこの世界で
舞臺は現代日本に近い平和な國ショパン。その國では2種類の人間がいた。1つはある特殊能力を持つごく1部の人間、もう1つはその特殊能力を持たない多數の人間。特殊能力を持たない人間達(以後無能力者と言う)は特殊能力を持つ人間(以後有能力者と言う)を妬み迫害していた。そんな世界を変えるために主人公、柊和斗とその仲間達が戦う物語です。 ※初投稿になります。未熟な部分が多數ありますが、是非是非コメントでご指摘や感想などをしてくれるとありがたいです。一定の部分までは書いてあるのですぐ進むかも知れませんが、その先は不定期更新になってしまうことをお許しください。
8 152