になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。》&230

宇宙が、銀河が、大きく揺れている。星の部でいつもの様な一生を終える人々には関係ないかもしれないが、その外に一歩を踏み出すと、今の宇宙がとても騒がしいとわかるだろう。

なにせ至る所で戦いが起きてるのだ。広い宇宙なんだし、今までだってどこかで爭いは起きてた。それに竜はの気が多い。それに力を求めてる。だから竜同士の戦いならそれこそ、そこら中で起きてるといってもいい。

でもそれはべつにそんなに問題ではない。なにせ竜は結局、個人でしかない。いや個の竜か。けどもちろん、その規模は段違いではある。竜でも星を壊すくらいはできるし、竜が戦えば、その影響で星はいくつか壊されてしまうのはよくあること。

でも結局、宇宙は壊れない。星は揺れても、宇宙はゆれない。でも今の宇宙は震えてる。辺境で起きてる戦い。そしてカサノヴァ神とヴァラヴァレレイドの戦い。そして中央の宇宙の為の戦い。

まだ中央は戦いにはなってないけど……確実に始祖の龍が目覚めるは決定事項なんだから、その為にゼーファスはいてる。そんなゼーファスの為に、ローレン神もいてるし……ローレン神はかなり強引に神達を説得……うん、説得してるみたいだ。

そう拳というなのを使ってね。全ての神をゼーファスの元へに集わせる。それがきっと目的だろう。幸い、ローレンのその拳が私に向かうことはなかった。

なにせ……だ。なにせ今の私は死んだことになってるからね。おかげで私の所にローレンが來ることはない。そもそも私の様な辺境の神未満ともいえるような……そんな奴はきっと後回しだろう。

まあけど考える必要もないが……でも……そんなローレンの頑張りも意味はないんだよね。

「いくら神が集おうと、龍が集おうと、始祖の龍にはかなわない」

それは古龍が言ってるんだ。きっと正しいだろう。でもだからって私に託すのはやめてほしい。私はまだ神になりたてのひよっこで、始祖もひよっこなのだ。確かに私は向こうの宇宙の理に縛られない存在になってるから、始祖の龍の天敵となってるが……だから通用する……というのは安易な考えに過ぎないと思う。

それに私はそんなにやる気ないというか? どうにかしてやる気ある奴らに頑張ってほしいよね。矢面には立ちたくない……というのが本音だ。でも無関係です――とはやってられないのも事実。

さて……どういう風にくかが大切だ。

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