になったら人生イージーモードだと思ったけど案外そうでもありませんでした。》&232

「むむ!?」

私は危機を察知した。本當ならカサノヴァ神を倒すためにヴァラヴァレレイドに助力をしようと思ってたんだけど……いや、実際私が何かできるのか? と言われたら困る。

なにせ私は弱いし。いや、星ではいきってた私だけど、宇宙という広い銀河には私より強い奴らなんて五萬といる。いや、五萬でも足りないくらいである。

だから実際私に何ができるのか? それを一緒にズラララバライトと考えよう……としてた時、なんか私の宇宙……この新生宇宙の方ではなく、既存の現宇宙の方から一報がった。

「まさか、この混で私の宇宙に攻めてくる神がいるなんて……」

そう、その一報というのは私の現宇宙が別の神によって攻められてる……ということだ。いや、もしかしたら私の宇宙というよりも、アクトパラスとゼンマイの方にちょっかいを出しに來たのかもしれない。

「うん、きっとそうだよ。そもそも私の宇宙なんて取った所でうまみなんてないし……」

私はそう自分に言い聞かせる。やっぱり面倒を行う際、人が……いやここは神だね。神が考えるのは……もっと神にふさわしくいうなら利益だろう。自にとっての利益。それを求めてしまうのは當然。

でも……だ。私の宇宙なんてはっきり言えば宇宙一といえるほどに狹い。きっと本當に私の現宇宙は事実として宇宙一狹いと思う。検証なんてしたことないが……そもそも辺境の下位の神……さらにはそれを三等分……いや三等分にはしてなくて、私の取り分の宇宙はアクトパラスやゼンマイよりも確実に狹い。

私にはまったくもって問題ではなかったけどね。でも……そんな宇宙だからこそ、他の神にはうまみなんて全くないはずだ。だからきっと私の宇宙がほしいなんて事はない。

『うん、きっとただ通っただけじゃないかな?』

私は宇宙に帰ってたウサギっ子にそう伝えた。すると……

『そんなわけないでしょ!! 既に敵はこっちに攻撃を仕掛けて來てるわ! 星だってこのままじゃ危ないわよ!』

私のメイドの言葉遣いが荒い。全く持ってもうしウサギっ子にはメイドとしての自覚がしいものである。まあ私にはどうあってもメイドらしくしたくないんだろう。

かわゆい奴め。けどそんな事を思ってる場合ではない。星なんて神にとっては大きな的でしかない。しょうがないから出向くか。

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