《付き合って結婚した後》神木くんとデート後編

神木くんとのデートで、姫乃は張していたが相手も同じだと知って安心した姫乃だった。

「そ、そろそろ予約の時間だね。お店に行こうか。」

「う、うん。」

予約してくれたお店は、パスタのお店だった。

「なんか…高級そうな所だけど…」

「あぁ、お金は俺が出すから!あとそんな良い所じゃないよ?!」

元々こっちがデートをお願いしたのに、奢られそうになってしまった。

「姫ちゃんってお酒飲める?」

「飲めるけど…」

「けど?」

「なんでもない!」

実はあまりお酒に強くない。

話していると、料理が屆いた。

姫乃はカルボナーラ、神木くんはナポリタンを選んだ。

味しいね。」

「なんか、姫ちゃんって可く食べるよね。」

「そ、そうかな?!恥ずかしい…」

食べるのが好きなは好きなのだろうか。そうしたらもっと食べるべきなのか。神木くんと同じくらい頼むべきだったか…逆に食な子が好きなことを遠回しに行っているのだろうか…

考えれば考える程、分からなくなってくる。

「あ、あのさ…」

「う、うん?!どうしたの?!」

「やっぱりいいや…」

神木くんが何かを言いかけたが、何を言いたかったのか分からなかった。

「ごめんね…奢ってもらっちゃって。」

「いいや!姫ちゃんとご飯食べれるだけで嬉しいよ!」

2人は夜景の綺麗な橋の上を歩いていた。

「懐かしいな…」

「え?」

「高校の時さ、何人かで夜遅くまで遊んでて夜景見ていたよな。」

が隨分変わってしまったが、高校の時見た景によく似ていた。

「なぁ、聞いてくれ。」

「どうしたの?」

「俺…あの時から変わってないんだ…」

神木くんはいつもよりそわそわしていて、目が泳いでいた。

「高校生の時、実は姫ちゃんが好きだったんだ。そして、今もこの気持ちは変わらない。」

「なんで…私を…?」

「今日久しぶりに會ったのに、こんな事言うのは自分でもどうかしてると思う…けど!」

神木くんが話している途中、急に雷が鳴り、雨が降り始めた。

「びっくりしたぁ…」

「と、とりあえずどこか雨をしのげる場所に行こう!」

2人は屋のある場所を探して走った。

to be continued…

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